2007年 10月 13日
初心 |
忘れてたなあ、オレは。
AnswererやDark Avengerというテイマーキャラを作るずっと前。
UOを始めて、すぐくらいのことだ。
「何でも自由な職業を選べる」ってことで、
剣も使えて、魔法も使えて、ペットも使えて・・・そんな何でもできるキャラを目指していた。
確か、魔法スキルを上げるときは秘薬を持ってダンジョンへ行ってた。
「ダンジョンへ行く」ということが、オレにとってすごく冒険だった。
それだけに、テイム修行が苦手だった。
動物を求めてうろうろすることが、冒険ってより散歩に思えて・・・
キャラ作成時にテイム50を入れて、ムングロの森でクマ相手にテイムするわけだが、
スキルは上がらないし、何よりオレは「散歩」が飽きる。
オレの周りの友達は、「テイムが楽しい」なんて言いながら修行してた。
「すごい忍耐力だなあ・・・」と、尊敬していた。
テイマーとして、「ナイトメアにまだ乗れない」のは半人前の位置だが、
テイムスキルアクセが無かった当時、明らかな駆け出しテイマーが存在していた。
テイマーなのにナイトメアがいないのでは戦闘ができないし、スキルの意味がない。
ナイトメアまでのつなぎ、だったんだろうか、
駆け出しテイマーと思われるキャラは、みんな凶暴オスタに乗っていた。
オレのようにクマ相手の時点で挫折するようなヤツから見れば、
「オレよりがんばってるんだなあ」と、妬みつつも尊敬対象だった。
「オレも負けずにがんばるぞ!」と森でテイムを再開したが、すぐ力尽きた。
それから4、5年くらい過ぎただろうか。
オレはAnswererで、中途半端ではあるが、
剣(槍)も使えて、魔法も使えて、ペットも使えるキャラになることができた。
こうなれたのも、上級テンプレトークンのおかげなんだが・・・
上級テンプレでテイムスキルは85から開始、
PS120を使ってアクセをつければ、あっという間に一人前のテイマーだ。
「憧れのナイトメアに乗れるぞ!」
オレはキャラ作成直後にナイトメアを譲ってもらい、厩舎に預けた。
一週間後には、ナイトメアを操る騎士テイマーになっていた。
今はリアルスキルも100や110を超えているし
一応テイマーを名乗っていいのだろうが、
オレはテイマーとして、必ず通るべき道を通っていなかったのだ。
昨日なんとなくロストランドを走り回っていたら、やたら色の黒い凶暴オスタが目についた。
「テイムのGGSもこなしてないし、テイムしてみるか・・・」
リアル101あるAnswererは一発でテイム成功。GGSでスキルも上がった。
しかしこのオスタ、随分と色が黒い。なんとなく乗ってみた。
そして気付いた。
オレは今まで、凶暴オスタに乗ったことがなかったことを・・・
ヘイブンに連れ帰り友人に見せてみると、やはり色が黒いと言われた。
「まさかレアなのか?」と他の友人に聞いてみたところ、そうでもなかった。
とりあえず初凶暴オスタだし厩舎も空いてるから入れとくか、と思っていたら、
「そのオスタ、どこで捕りましたか?黒いの探してるんです」
と、女性キャラが話しかけてきた。
彼女が乗っているオスタは、オレのより少し色が明るかった。
今の時代、オレのように段階を飛ばしてのメア乗りテイマーが多いのかもしれない。
そんな中で、望んで凶暴オスタに乗る人がいる。
数年前に凶暴オスタに乗っていた人たちも実は、
「メアまでのつなぎ」ではなく、本当に好きで乗っていたのかもしれない。
少なくとも、テイム上げにすぐに飽きてしまったオレよりもずっと情熱があったはずだ。
そういう人になら、是非使ってほしい。
オレは、「ちょっと待っててください」と、
初凶暴オスタとの画像を撮ってから、彼女に譲渡した。
この女性がオレのブログを見ているかは知らないけれども、
これを読んで、「もらってしまって悪かったかな・・・」
「あの人の記念のオスタだったのか、大事にしなきゃ・・・」
とは思ってほしくない。
きっとこの人が話しかけてくれなければ、
オレはこんな文章を書くことはなかったし、オスタもすぐに処分していただろう。
最後にちょっとドラマが無かったら、
「凶暴オスタ今まで乗ったことなかったw」だけのことなので、没ネタなのです。
AnswererやDark Avengerというテイマーキャラを作るずっと前。
UOを始めて、すぐくらいのことだ。
「何でも自由な職業を選べる」ってことで、
剣も使えて、魔法も使えて、ペットも使えて・・・そんな何でもできるキャラを目指していた。
確か、魔法スキルを上げるときは秘薬を持ってダンジョンへ行ってた。
「ダンジョンへ行く」ということが、オレにとってすごく冒険だった。
それだけに、テイム修行が苦手だった。
動物を求めてうろうろすることが、冒険ってより散歩に思えて・・・
キャラ作成時にテイム50を入れて、ムングロの森でクマ相手にテイムするわけだが、
スキルは上がらないし、何よりオレは「散歩」が飽きる。
オレの周りの友達は、「テイムが楽しい」なんて言いながら修行してた。
「すごい忍耐力だなあ・・・」と、尊敬していた。
テイマーとして、「ナイトメアにまだ乗れない」のは半人前の位置だが、
テイムスキルアクセが無かった当時、明らかな駆け出しテイマーが存在していた。
テイマーなのにナイトメアがいないのでは戦闘ができないし、スキルの意味がない。
ナイトメアまでのつなぎ、だったんだろうか、
駆け出しテイマーと思われるキャラは、みんな凶暴オスタに乗っていた。
オレのようにクマ相手の時点で挫折するようなヤツから見れば、
「オレよりがんばってるんだなあ」と、妬みつつも尊敬対象だった。
「オレも負けずにがんばるぞ!」と森でテイムを再開したが、すぐ力尽きた。
それから4、5年くらい過ぎただろうか。
オレはAnswererで、中途半端ではあるが、
剣(槍)も使えて、魔法も使えて、ペットも使えるキャラになることができた。
こうなれたのも、上級テンプレトークンのおかげなんだが・・・
上級テンプレでテイムスキルは85から開始、
PS120を使ってアクセをつければ、あっという間に一人前のテイマーだ。
「憧れのナイトメアに乗れるぞ!」
オレはキャラ作成直後にナイトメアを譲ってもらい、厩舎に預けた。
一週間後には、ナイトメアを操る騎士テイマーになっていた。
今はリアルスキルも100や110を超えているし
一応テイマーを名乗っていいのだろうが、
オレはテイマーとして、必ず通るべき道を通っていなかったのだ。
昨日なんとなくロストランドを走り回っていたら、やたら色の黒い凶暴オスタが目についた。
「テイムのGGSもこなしてないし、テイムしてみるか・・・」
リアル101あるAnswererは一発でテイム成功。GGSでスキルも上がった。
しかしこのオスタ、随分と色が黒い。なんとなく乗ってみた。
そして気付いた。
オレは今まで、凶暴オスタに乗ったことがなかったことを・・・
ヘイブンに連れ帰り友人に見せてみると、やはり色が黒いと言われた。
「まさかレアなのか?」と他の友人に聞いてみたところ、そうでもなかった。
とりあえず初凶暴オスタだし厩舎も空いてるから入れとくか、と思っていたら、
「そのオスタ、どこで捕りましたか?黒いの探してるんです」
と、女性キャラが話しかけてきた。
彼女が乗っているオスタは、オレのより少し色が明るかった。
今の時代、オレのように段階を飛ばしてのメア乗りテイマーが多いのかもしれない。
そんな中で、望んで凶暴オスタに乗る人がいる。
数年前に凶暴オスタに乗っていた人たちも実は、
「メアまでのつなぎ」ではなく、本当に好きで乗っていたのかもしれない。
少なくとも、テイム上げにすぐに飽きてしまったオレよりもずっと情熱があったはずだ。
そういう人になら、是非使ってほしい。
オレは、「ちょっと待っててください」と、
初凶暴オスタとの画像を撮ってから、彼女に譲渡した。
この女性がオレのブログを見ているかは知らないけれども、
これを読んで、「もらってしまって悪かったかな・・・」
「あの人の記念のオスタだったのか、大事にしなきゃ・・・」
とは思ってほしくない。
きっとこの人が話しかけてくれなければ、
オレはこんな文章を書くことはなかったし、オスタもすぐに処分していただろう。
最後にちょっとドラマが無かったら、
「凶暴オスタ今まで乗ったことなかったw」だけのことなので、没ネタなのです。
by ultimaf
| 2007-10-13 22:55