2007年 11月 13日
マジンシア防衛を考える |
前回の日記で、
「daemon bloodをたくさん拾った」ということを書いた。
オレの周りでも、この血に興味を持ちマジンシアに行く人が出るようになった。
しかし、拾うどころか見つけることさえできないらしい。
実はオレもそうだ。
オレしか拾おうとしていないのではないか、というくらい落ちているもんだが・・・
昨日の朝に25個、昨日の夜に12個、いまさっき2個。
発生から日が経つに連れ、湧きが少なくなっている気がするが
と、数字も公開しているわけだが、
10日に、25+12=37個
11日に2個と下がり、
ついに12日、13日は0だ。
血を拾おうと頑張っているプレイヤーが増えたのか?
いやしかし、オレ自身が頑張っている。
「拾いすぎだ!」と言われるほどのこのオレが、
拾えないどころか、見つけてさえいないのだ。
このdaemon blood、現在のマジンシアの進行限定の湧きなのだろうか?
単純に、イベントというものには
始まりがあって、終わりがある。
この段階が終わったら次はこれ、というように流れが存在する。
マジンシアのイベントが進行することで、
街の建物の瓦礫が拾えるようになる、とある。
普通に考えれば、瓦礫を持っていかれてしまった所には、もう何も存在しなくなる。
「瓦礫を持っていかれた更地には建物が再生します。また破壊されることで瓦礫が取れます」
というのはおかしいだろう。
終わったものは終わる。繰り返すことは無い。
デーモンの死体を吸収し、daemon bloodというタイルを残す。
それは現時点での、ブラックロックに反応するムーンゲートの情況だ。
繰り返すが、現時点での。
多くのデーモンの死体を吸収し、ムーンゲートは更なる変化を遂げるかもしれない。
エネルギーを吸収し終わったら、もう死体には用が無いということになるかもしれない。
そう考えると、daemon bloodが発生する時期はもう終わろうとしているのか?
あまりにも短く限定された、daemon bloodの収穫時期であるとなると、
イベントレアとしての価値は上がってしまう。
「今回のマジンシアで取れなかった人は、次のイベントでどうぞ」
というわけにもいかないだろう。
また街をひとつ破壊し、またムーンゲートと悪魔が関連するなどと、
そんな同じようなイベントでは企画としての内容が薄くなってしまう。
何故オレは、daemon bloodを必死に拾ったのか?
「こいつぁ高く売れそうだ!独占して大儲けだぜウッシッシ」
AFを対岸に取りにいって売って、それを財産としているオレが、それを否定はできない。
だが今回に限っては、
「シタデルのMLAFを染めれば一緒じゃないの?」
「それ絶対価値ないよ」
これらの声を受け入れ、また自身で認めた上でのものだった。
いくつかをベンダーで売りに出してみたが、
ばら売り@25万のものは完売、コンプセット300万→220万は売れ残っている。
実はこの価格設定が困ったものであり、
どうやら大和に湧いた大半をオレが拾ってしまっているようで、
「とりあえず自分の記念に確保している」以上の数を拾った人が少ないようなのだ。(想像)
補充が頻繁で、新作を置くようなベンダーを回ってみたが、
価格は各20万~50万と、ばらつきがあるようだ。
この範囲の中から、オレは価格設定をしなければならない。
「持っておくとあとで役に立つ」
「イベント進行の産物なのでもう湧かない」
ということになれば、さらに値段は上がるだろう。
逆に、
「シタデルの水溜りで同じ色を出す事ができる」
「今後も悪魔族を倒すと血が手に入るようになる」
となれば、値段はかなり下がるだろう。
「アイテムのレアの格差をなくす」というコメントがいつもあるように思えるが、
このままdaemon bloodは湧くことが無くなる。となった場合、
UO10周年にあたる今年のハロウィーン限定レア、として価値が上がってしまう。
商品確保がされていて、価格を設定できる立場にあるオレはどうすれば・・・
オレにはただの内装アイテムのように見えるし、今は価値を感じない。
誰かが、「どうしても欲しい、譲って欲しい」と言うなら考えるだろう。
オレは、レアを独占しようというコレクターでもない。
持っていても仕方がないし、捨てるのもおかしい。
だから売りに出すことくらい、ということなんだが・・・
商売がヘタクソなオレの感想はこのくらいにして
「マジンシアでの、悪魔による侵攻のイベント」であることをよく考えよう。
(これがハロウィーンと何の関係があるのか?は置いといて)
オレたち冒険者は、
マジンシアを悪魔の攻撃から守るために戦っている。
(AFが欲しいからではない。決して)
情報屋が関係ないことを言っているため、公式のネズミに聞いてみた。
ロイヤルガードは現在の不安定な状況下では何が起こるかわからないので、
ムーンゲートには近づかないよう志願兵たちに警告したわ。
彼らは特に神秘的なアーティファクトや危険な鉱物を安全な所に保管しておくよう
警告しているわ。」 - ねずみのシェリー
しかしこの警告、どこかで見覚えがある・・・ そう、ブラックロックにもこんな警告があった。
鉱物かは知らないが、ムーンゲートの力によって発生したdaemon blood。
ロイヤルガードが動いている。王国が動いているということだ。
王国は兵を募っている。自由である冒険者たちを対象に、だ。
UOがゲームである以上、
「やりたいから参加する」という意思だけでの志願者が存在するとは想像できる。
だがそれだけでは、世界としての常識が崩れている。
自国の正規兵ではない者を雇う場合に、どうやって彼らを味方にするか?
簡単に考えれば「褒美を用意する」だろう。
しかし、所持品を失う可能性、命を落とす可能性も高いこの戦い、
中途半端な褒美では、よほどの戦闘好きでなければ興味を持つこともない。
「とりあえず命を掛けて戦ってきてくれ、褒美はあとで考える」
そんなことを言われても、誰も戦場には行かない。
「では、戦果をあげたものには褒美としてこれ(高価なもの)を与えよう」
そう言われたならば、褒美が欲しい者、戦闘で自身を試したい者、
多くの志願者が出るだろう。
で、そう考えたとき。
褒美目当てで兵になったとする。
「いやー、悪魔は強かった、でもオレがんばったよ!」
この自己申告だけで褒美がもらえるだろうか?
「お前、あの時アカウントブロック中じゃなかったっけ?」などと、
疑われるような者もいるはずだ。
あの過酷なマジンシアの戦場に、監督らしき正規兵はいない。
何を証拠に、「戦果をあげた」と言えるのだろう?
オレの知識の中で想像するならば、「戦国時代の首」だ。
敵国の武将の首を持ち帰ることこそ、最大の戦果の証である。
UOならば、マジンシアで悪魔を倒す。
倒すために切りつける、殴る。血が出る。拾う。最大の戦果の証となる。 (うーん・・・)
キャラが死ぬことは少なくなったが、拾うことばかり集中してしまい、
悪魔とあまり戦っていないような・・・
オレ自身が、キャラは戦士でありながらこんなザマである。
「ステルスで死体から金拾ってたらクリスと棒が入ってたよ、ついでに血も拾った!」
というような冒険者と一緒である。これが本当に戦果だろうか・・・?
フェルッカならば、拾われた血(戦果の証)をさらに奪うことも可能だろう。
手柄を(本来)味方同士で争い奪い合う、そんな現実味がシーフから感じられる。
マジンシア防衛の戦いで、王国からどんな褒美が出るのかは知らないが、
戦果を挙げた証であるdaemon bloodを、売ってしまっていいものだろうか?
「神アイテムがゴミになり、ゴミアイテムが神になる・・・」これがUOの常だ。
ゴミだと思っていたブラックロックの小石が、
青ルニやアーティファクトと交換できることになった事実がある。
(これはさすがに渡す相手が悪かったけど)
ただの拾い物、内装くらいにしか使えなそうなdaemon blood・・・
マジンシア防衛が、王国よりの発令であるならば・・・ご褒美は?
こんな文章書いたところで、
daemon bloodの価格吊上げにはならないだろう。
だがちょっと、ブリタニアと冒険者との関係が気になったので・・・
UOのGPに換算してしまうと、レアアイテムはただのモノになってしまう。
無理矢理な想像することができれば、きっとどんなものでも宝物になるだろう。
だがオレのように文章にして残しておくのはオススメしない。絶対恥ずかしいから。
「daemon bloodをたくさん拾った」ということを書いた。
オレの周りでも、この血に興味を持ちマジンシアに行く人が出るようになった。
しかし、拾うどころか見つけることさえできないらしい。
実はオレもそうだ。
オレしか拾おうとしていないのではないか、というくらい落ちているもんだが・・・
昨日の朝に25個、昨日の夜に12個、いまさっき2個。
発生から日が経つに連れ、湧きが少なくなっている気がするが
と、数字も公開しているわけだが、
10日に、25+12=37個
11日に2個と下がり、
ついに12日、13日は0だ。
血を拾おうと頑張っているプレイヤーが増えたのか?
いやしかし、オレ自身が頑張っている。
「拾いすぎだ!」と言われるほどのこのオレが、
拾えないどころか、見つけてさえいないのだ。
このdaemon blood、現在のマジンシアの進行限定の湧きなのだろうか?
単純に、イベントというものには
始まりがあって、終わりがある。
この段階が終わったら次はこれ、というように流れが存在する。
マジンシアのイベントが進行することで、
街の建物の瓦礫が拾えるようになる、とある。
普通に考えれば、瓦礫を持っていかれてしまった所には、もう何も存在しなくなる。
「瓦礫を持っていかれた更地には建物が再生します。また破壊されることで瓦礫が取れます」
というのはおかしいだろう。
終わったものは終わる。繰り返すことは無い。
デーモンの死体を吸収し、daemon bloodというタイルを残す。
それは現時点での、ブラックロックに反応するムーンゲートの情況だ。
繰り返すが、現時点での。
多くのデーモンの死体を吸収し、ムーンゲートは更なる変化を遂げるかもしれない。
エネルギーを吸収し終わったら、もう死体には用が無いということになるかもしれない。
そう考えると、daemon bloodが発生する時期はもう終わろうとしているのか?
あまりにも短く限定された、daemon bloodの収穫時期であるとなると、
イベントレアとしての価値は上がってしまう。
「今回のマジンシアで取れなかった人は、次のイベントでどうぞ」
というわけにもいかないだろう。
また街をひとつ破壊し、またムーンゲートと悪魔が関連するなどと、
そんな同じようなイベントでは企画としての内容が薄くなってしまう。
何故オレは、daemon bloodを必死に拾ったのか?
「こいつぁ高く売れそうだ!独占して大儲けだぜウッシッシ」
AFを対岸に取りにいって売って、それを財産としているオレが、それを否定はできない。
だが今回に限っては、
「シタデルのMLAFを染めれば一緒じゃないの?」
「それ絶対価値ないよ」
これらの声を受け入れ、また自身で認めた上でのものだった。
いくつかをベンダーで売りに出してみたが、
ばら売り@25万のものは完売、コンプセット300万→220万は売れ残っている。
実はこの価格設定が困ったものであり、
どうやら大和に湧いた大半をオレが拾ってしまっているようで、
「とりあえず自分の記念に確保している」以上の数を拾った人が少ないようなのだ。(想像)
補充が頻繁で、新作を置くようなベンダーを回ってみたが、
価格は各20万~50万と、ばらつきがあるようだ。
この範囲の中から、オレは価格設定をしなければならない。
「持っておくとあとで役に立つ」
「イベント進行の産物なのでもう湧かない」
ということになれば、さらに値段は上がるだろう。
逆に、
「シタデルの水溜りで同じ色を出す事ができる」
「今後も悪魔族を倒すと血が手に入るようになる」
となれば、値段はかなり下がるだろう。
「アイテムのレアの格差をなくす」というコメントがいつもあるように思えるが、
このままdaemon bloodは湧くことが無くなる。となった場合、
UO10周年にあたる今年のハロウィーン限定レア、として価値が上がってしまう。
商品確保がされていて、価格を設定できる立場にあるオレはどうすれば・・・
オレにはただの内装アイテムのように見えるし、今は価値を感じない。
誰かが、「どうしても欲しい、譲って欲しい」と言うなら考えるだろう。
オレは、レアを独占しようというコレクターでもない。
持っていても仕方がないし、捨てるのもおかしい。
だから売りに出すことくらい、ということなんだが・・・
商売がヘタクソなオレの感想はこのくらいにして
「マジンシアでの、悪魔による侵攻のイベント」であることをよく考えよう。
(これがハロウィーンと何の関係があるのか?は置いといて)
オレたち冒険者は、
マジンシアを悪魔の攻撃から守るために戦っている。
(AFが欲しいからではない。決して)
情報屋が関係ないことを言っているため、公式のネズミに聞いてみた。
ロイヤルガードは現在の不安定な状況下では何が起こるかわからないので、
ムーンゲートには近づかないよう志願兵たちに警告したわ。
彼らは特に神秘的なアーティファクトや危険な鉱物を安全な所に保管しておくよう
警告しているわ。」 - ねずみのシェリー
しかしこの警告、どこかで見覚えがある・・・ そう、ブラックロックにもこんな警告があった。
鉱物かは知らないが、ムーンゲートの力によって発生したdaemon blood。
ロイヤルガードが動いている。王国が動いているということだ。
王国は兵を募っている。自由である冒険者たちを対象に、だ。
UOがゲームである以上、
「やりたいから参加する」という意思だけでの志願者が存在するとは想像できる。
だがそれだけでは、世界としての常識が崩れている。
自国の正規兵ではない者を雇う場合に、どうやって彼らを味方にするか?
簡単に考えれば「褒美を用意する」だろう。
しかし、所持品を失う可能性、命を落とす可能性も高いこの戦い、
中途半端な褒美では、よほどの戦闘好きでなければ興味を持つこともない。
「とりあえず命を掛けて戦ってきてくれ、褒美はあとで考える」
そんなことを言われても、誰も戦場には行かない。
「では、戦果をあげたものには褒美としてこれ(高価なもの)を与えよう」
そう言われたならば、褒美が欲しい者、戦闘で自身を試したい者、
多くの志願者が出るだろう。
で、そう考えたとき。
褒美目当てで兵になったとする。
「いやー、悪魔は強かった、でもオレがんばったよ!」
この自己申告だけで褒美がもらえるだろうか?
「お前、あの時アカウントブロック中じゃなかったっけ?」などと、
疑われるような者もいるはずだ。
あの過酷なマジンシアの戦場に、監督らしき正規兵はいない。
何を証拠に、「戦果をあげた」と言えるのだろう?
オレの知識の中で想像するならば、「戦国時代の首」だ。
敵国の武将の首を持ち帰ることこそ、最大の戦果の証である。
UOならば、マジンシアで悪魔を倒す。
倒すために切りつける、殴る。血が出る。拾う。最大の戦果の証となる。 (うーん・・・)
キャラが死ぬことは少なくなったが、拾うことばかり集中してしまい、
悪魔とあまり戦っていないような・・・
オレ自身が、キャラは戦士でありながらこんなザマである。
「ステルスで死体から金拾ってたらクリスと棒が入ってたよ、ついでに血も拾った!」
というような冒険者と一緒である。これが本当に戦果だろうか・・・?
フェルッカならば、拾われた血(戦果の証)をさらに奪うことも可能だろう。
手柄を(本来)味方同士で争い奪い合う、そんな現実味がシーフから感じられる。
マジンシア防衛の戦いで、王国からどんな褒美が出るのかは知らないが、
戦果を挙げた証であるdaemon bloodを、売ってしまっていいものだろうか?
「神アイテムがゴミになり、ゴミアイテムが神になる・・・」これがUOの常だ。
ゴミだと思っていたブラックロックの小石が、
青ルニやアーティファクトと交換できることになった事実がある。
(これはさすがに渡す相手が悪かったけど)
ただの拾い物、内装くらいにしか使えなそうなdaemon blood・・・
マジンシア防衛が、王国よりの発令であるならば・・・ご褒美は?
こんな文章書いたところで、
daemon bloodの価格吊上げにはならないだろう。
だがちょっと、ブリタニアと冒険者との関係が気になったので・・・
UOのGPに換算してしまうと、レアアイテムはただのモノになってしまう。
無理矢理な想像することができれば、きっとどんなものでも宝物になるだろう。
だがオレのように文章にして残しておくのはオススメしない。絶対恥ずかしいから。
by ultimaf
| 2007-11-13 15:31
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